教室や演奏活動に関するQ&Aをご紹介します。
琴(箏)教室について
- 体験レッスンはありますか?
- はい。すべてのコースで入会いただく前に体験レッスンを受けていただいております。
体験レッスン料は1,000円、30分程度演奏体験の後に教室の説明等をさせていただきます。
ご質問などがありましたらどんなことでもお尋ねください。
詳しくはこちらをご覧下さい⇒【体験レッスン】
- 体験レッスンを受けたら必ず入会しなければいけませんか?
- 体験レッスンを受講したから入会しなければならないということはありません。
体験された上で、ご検討されてください。
- 入会金・お月謝はいくらですか?
- 入会金は3,000円です。
入会時のみいただき、年会費や更新料などはありません。
お月謝はレベルや回数によって異なります。
初心者の方は、こちらをご覧下さい⇒【教室のご案内】
- レッスン回数やレッスン日は固定でなければなりませんか?
- 上達のためには、多く受講されることが理想ですが
ご家庭の都合やお仕事などに合わせて月一回のレッスンや単発レッスンの生徒さんもいらっしゃいます。
各々のスケジュールを考慮しながらレッスン日を決めています。
- 部活動をしていますが両立できるでしょうか?
- ご本人のやる気次第で両立は可能です。
レッスン日などは学業や部活動に負担のないよう進めていきたいと思っております。
- 楽器を持ってないのですができますか?
- レッスンのときは当方の楽器を使っていただきますので
お持ちいただく必要はありません。
ご自分用の楽器については購入しなければならないということはありません。
レッスンを進めながら検討されてください。
- 楽器(筝)のお値段はいくらくらいですか?どこで購入したらいですか?
- 数万円から高額なものまでかなり値段の幅があります。
フリーマーケットやオークションでの購入はおすすめしません。
購入される場合は、ご予算や状況によってアドバイスさせていただきますので
その際はご相談ください。
- 楽器のレンタルはありますか?
- 楽器、付属品のレンタルも承ります。(短期~長期)
数に限りがありますのでお問合せください。
演奏依頼について
- 箏(琴)でどのようなジャンルの曲が演奏できるのですか?
- 編成によって異なりますが、伝統的な筝の曲はもちろんのこと、懐かしく感じる日本の歌、わらべうた
唱歌、クラシックや映画音楽、ポップスなど、ご要望や会場の雰囲気に合わせて選曲していきます。
曲目は打ち合わせをさせていただいた上で決めていきます。
ちょっと豆知識!プチッと雑学!
箏と琴
「箏」と「琴」は?どうちがうの?
私たちの演奏する和楽器は 箏(こと) です。
箏と琴を混合して使われていることが多いのですが、
正しくは
「箏(こと)」
「琴(きん)」
「箏(こと)」と「琴(きん)」は別の楽器です。
◆柱について
箏=柱がある
琴=柱がない
箏=箏柱(ことじ)という柱を調節して音階を作る
琴=ポジションを指で押さえて音程を作る
◆漢字について
・1949年
難しい漢字を用いないという方針のもとに
当用漢字が制定され「箏」の字が当用漢字から消え、
一般に「箏」を使わず「琴」を代用して使われるようになりました。
・2000年
「箏」が表外漢字の印刷標準字体になりました。
現在ではパソコンやスマホで
「箏」の字が変換できるので
「箏」と「琴」を正確に用いることができるように
なりましたが、いまだ混合して使われています。
本来は「箏」で表現するのが正しいのですが
伝えたい相手にわかりやすくするために
使い分けていることも多いです。
(この琴音サイトもそうです💦)
演奏のプログラムには「箏」
楽器屋さんの商品紹介には「琴」
テレビや新聞には「琴」
教科書や書籍は
あるときは「箏」
あるときは「琴」
etc
学校の部活「筝曲部(そょうきくぶ)」に
入部してはじめて「箏」「琴」の
ちがいを知ることもよくあります。
◆まとめ
私たちの演奏する和楽器は「箏(こと)」
・楽器としては「箏(こと)」
・音楽としては「箏曲(そうきょく)」
早く「箏」が周知されますように
生田流と山田流
お箏の二大流派
「生田流」と「山田流」
「生田流」は生田検校が確立し関西から全国に広がっていきました。
「山田流」は創始者 山田検校が江戸に「山田流箏曲」を誕生させました。
細かな違いはたくさんありますが、
大きなちがいは
◆箏爪
「生田流」は四角い爪
「山田流」は丸い爪
◆演奏するときの構え方
生田流は箏に対して左斜め前を向いて座る
山田流は箏に対して正面を向いて座る
◆楽譜
生田流は「縦書き」
山田流は「横書き」
かつては楽器も違いましたが、
最近では同じ楽器を使うことが多くなりました。